株主・投資家の皆様
フェアディスクローズを基本とする情報開示に加え、株主・投資家の皆様との積極的な対話を通じ、当社グループへの理解促進をはかり、株式市場で適切な企業評価を得られるように努めています。
基本的な考え方・推進体制
当社は、株主・投資家の皆様に、フェアディスクローズを基本とする情報開示を継続的に行い、経営の透明性を高めるとともに、当社グループに対する理解を深めていただくことにより、株式市場で適切な企業評価を得られるよう努めています。
IR(Investor Relations)活動は、IR担当の役員が統括しており、また、専任部署を設けることで、株主・投資家の皆様と積極的な対話を行っています。
株主・投資家とのコミュニケーション

2022年6月10日に開催した第144回定時株主総会は、新型コロナの感染防止のため、前年と同様、座席数の削減などさまざまな対策を講じ、株主の皆様の安全確保に努めました。
議決権の行使については、インターネットなどの積極的なご活用をお願いし、議案はすべて承認されました。
機関投資家およびアナリスト向けには、電話やウェブの活用を中心に、経営層による決算説明会やIR専任部署との個別取材を実施しました。
その中では、世界的なインフレやサプライチェーンの問題が当社の事業および業績に与える影響と今後の見通しの他、フォークリフトおよび物流ソリューション各事業の市場の状況、自動車関連事業の生産・販売状況、中長期的な事業の方向性、ESGに関する当社の取り組みや考え方など、さまざまなテーマについて対話を行いました。

2022年12月には、機関投資家の関心が高い、物流ソリューションを含む産業車両事業に関する事業説明会を、トヨタL&Fカスタマーズセンター東京で開催しました。
説明会は対面およびウェブのハイブリッド形式で行い、証券アナリストをはじめ機関投資家や新聞記者など100名以上に参加していただきました。
参加者とは、事業の中長期的な成長性やそれに向けた当社の戦略などについて対話をし、さらに当社のシステムや機器を実際にご覧いただきました。
個人投資家向けには、ウェブを活用した会社説明会を開催し、当社の事業および特徴や強みについてご紹介するとともに、多くのご質問にお答えしました。
こうした株主・投資家の皆様とのコミュニケーションを通じ、当社の事業全体への理解を深めていただきました。
また、得られたご意見やご要望については、随時経営層や関係部門などにフィードバックし、今後の事業活動に反映するよう努めています。
主なIR活動の内容
国内機関投資家・証券アナリスト向け |
|
---|---|
海外機関投資家向け |
|
個人株主・個人投資家向け |
|
株主還元の考え方
当社は、株主の皆様の利益を経営の重要方針として位置づけており、株主還元は安定的な現金配当を重視しています。
配当金については、業績や資金需要などを総合的に勘案し、連結配当性向30%を目安に継続的な配当をめざしており、株主の皆様のご期待にお応えしていきたいと考えています。
この考えのもと、2022年度の1株当たり配当金については、前年度から20円増加の190円(中間90円、期末100円)とさせていただきました。