ごあいさつ

株主・投資家の皆様へ

 平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申しあげます。

 2020年度の経済情勢を概観しますと、世界経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から大幅に落ち込みましたが、中国経済の回復や各国の経済政策の下支えなどにより、景気は緩やかに回復し始めました。

 このような情勢のなか、当社では、収益改善活動の継続に加え、市場の回復を捉え積極的な拡販を行うことで、前期に対し減収減益ではありますが、売上高・利益とも、通期予想を上回る業績となりました。

 期末の配当金につきましては80円とし、年間では計画どおり150円とさせていただきました。なお、株主の皆様が期末配当金を早くお受け取りできるよう、昨年度と同様、株主総会での決議ではなく、取締役会での決議といたしました。

 取り巻く環境をみますと、コミュニケーションのオンライン化をはじめとした人々の生活様式の変容や、カーボンニュートラル実現に向けた機運の高まりなど、あらゆる分野において変化のスピードが加速しています。こうしたなか、当社においても、デジタル技術やオープンイノベーションの積極的な活用を通じて革新的な技術・商品開発を進め、成長をはかっていく考えです。併せて、安全・健康・品質・コンプライアンスを徹底し、より強固な経営基盤の構築としなやかで強い組織づくりに努め、企業価値のさらなる向上をはかります。また、事業展開を支えるため、多様な人材が個々の能力を最大限に発揮できる組織・職場づくりを進めていきます。

 これらの取り組みを通じて、今後も各事業を持続的に成長させ、2030年ビジョンに示しますとおり、世界の産業・社会基盤を支え、住みよい地球・豊かな生活・温かい社会づくりに貢献できるように努めてまいります。

 皆様におかれましては、引き続き変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申しあげます。


2021年7月

取締役会長 豊田 鐵郎(左)
取締役社長 大西 朗(右)