循環型社会の構築

循環型社会を構築するため、生産活動からの廃棄物の発生を抑制し、再利用を促進することで資源使用料の最小化を目指しています。また、水資源に関しては、地域ごとの水事情を考慮し、各事業所の特性に合わせて水使用量や排水量(汚濁負荷)を削減することで、水資源への環境負荷最小化に努めています。

取り組みの考え方

廃棄物

世界的な人口増加や経済成長による大量消費が継続した場合、資源はいずれ枯渇してしまいます。当社では、資源を有効に利用するための3R設計の推進や、廃棄物を資源として再利用することが重要だと考えています。そこで当社は、「2050年にめざす姿」の中で、「資源使用量のミニマム化」を掲げ、製品開発では、部品の長寿命化や小型化、軽量化など、さまざまな取り組みを進めています。また、生産活動では、「源流対策による資源使用量の削減」、「工場内で可能な限り資源を循環」、「最先端技術で廃棄物を削減」を柱とし取り組みを進めています。

水資源

水は地球上すべての生命の源であり、他に代替することのできない貴重な資源です。気候変動に伴う干ばつや、洪水などの自然災害による影響、世界的な人口増加による飲み水や農業用水などの水不足は、年々顕著になっています。当社は、製品洗浄や塗装工程など多くの工程で水を利用しており、気候変動や人口増加による水需給の逼迫は事業活動にとって大きなリスクであると考えています。そこで当社は「水資源への環境負荷ミニマム化」を目標として掲げ、各国・各地域の水のイン・アウト情報を把握し、水のリサイクルや取水量の低減活動に取り組んでいます。

<生産拠点における水リスク>

生産拠点での水資源に関するリスクを以下のプロセスで評価しています。国際的な水リスク評価ツール(WWF Water RiskFilter)で地理的な評価を行い、各拠点の法規制や生産工程などの情報を元に各国・各地域における潜在的な水リスクを評価しています。その中でリスクが高いと評価した拠点を対象にコミュニケーションをとり、総合的な水リスク評価を行っています。2021年度に実施した評価では、総合的な水リスク評価から高リスクと認定された拠点はありませんでした。しなしながら、水資源の比較的少ない地域に立地するインドの2拠点では排水リサイクルや雨水利用に取り組んでおり、継続して取水量・排水量削減に向けた活動を進めていきます。

目標

年度廃棄物(単独)
目標 2025年度 排出量原単位 2013年比 12%減
2050年度 資源使用量のミニマム化
年度水資源
目標 2025年度 各国、各地域の水環境事情を考慮した水保全活動の推進
2050年度 水環境への影響ミニマム化

活動実績

廃棄物

排出量の推移

第六次環境取り組みプランでは、廃棄物排出量原単位を単独で29%削減(2005年度比)、単独+国内連結子会社で27%削減(2005年度比)を達成しました。

水資源

取水量と原単位(売上高あたり)の推移

第六次環境取り組みプランでは、水のイン・アウト情報の把握を行い、各国・各地域に合わせた取り組みを推進しました。

取り組み事例

豊田自動織機レポート2021 P.67

「電着塗装排水処理に用いる薬品および制御の見直しによる汚泥排出量低減の取り組み」

豊田自動織機レポート2021 P.67

「プラスチック削減の取り組み」

豊田自動織機レポート2021 P.68

「水資源に対する意識啓発の取り組み」

豊田自動織機レポート2021 P.68

「水リサイクルによる排水量削減の取り組み」