可変容量型コンプレッサー

可変容量型コンプレッサーは、回転する斜板の角度を変化させて冷媒の吐出容量を制御するコンプレッサーです。エンジンや運転の状況と連動した滑らかな制御は、ドライブフィールを向上させるだけでなく、エネルギー負荷を低減し自動車の環境性能に貢献します。

片側斜板式内部可変容量

車室内の熱負荷に応じて変化する冷媒ガスの吸入圧力を制御弁が感知し、コンプレッサーを最適な容量に制御します。これにより滑らかな運転と快適な温度制御を実現しています。
◇1995年に世界初の片側斜板式連続可変容量型コンプレッサーを量産化しました。

6SL12

[主な仕様]

体格(胴径×全長) φ112×160mm
重量 3.4kg
吐出容量 8~120cc

片側斜板式外部可変容量

外部からコンプレッサー制御弁に電気信号を送り、コンプレッサーが最適な容量で運転できるよう、きめ細かな任意制御を可能にしました。これにより大幅な省力化を実現しています。
◇1997年に、片側斜板式をベースに世界初のクラッチ機能を内蔵した外部可変容量型コンプレッサーを量産化しました。

5S10

[主な仕様]

体格(胴径×全長) φ101×132mm
重量 2.8kg
吐出容量 0~100cc

6SES14

[主な仕様]

体格(胴径×全長) φ112 ×185mm
重量 3.5kg
吐出容量 0~141cc

7SES17

[主な仕様]

体格(胴径×全長) φ123 ×197mm
重量 4.2kg
吐出容量 0~171cc

7S33

[主な仕様]

体格(胴径×全長) φ152 ×214mm
重量 8.3kg
吐出容量 15~333cc