【重要なお知らせ】電動式フォークリフト「トヨタフォークリフト」のリコール届出に関するお知らせ

お知らせ 製品・技術

日頃は弊社のフォークリフトをご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
令和7年7月15日、電動式フォークリフト「トヨタフォークリフト」の一部の車両につきまして、下記内容のリコールを国土交通省に届け出いたしました。
ご愛用の皆さまには、大変ご迷惑をおかけしまして、心よりお詫び申しあげます。
対象となるお客さまには、販売店から直接連絡申しあげ、リコールの内容や無償での点検・修理の実施についてご説明いたします。

<改善措置の概要>

1.不具合の状況

電動式フォークリフトに搭載しているコントローラの設計検討が不十分なため、高負荷作業を繰り返し長期間行うと金属製のコントローラの端子台が高温となり、クリープ現象※1により変形することがあります。
そのため、端子を締結しているナットの締結力が低下することにより端子部の接触抵抗が増加して発熱し、そのままの状態で使用を続けると、コントローラが焼損して走行できなくなるおそれがあります。
※1 長時間かけて金属がひずむ現象

2.改善措置の内容

全車両、コントローラを対策品に交換します。
なお、対策品の準備に時間を要するため、暫定対策としてコントローラ端子部のナットを規定トルクに増し締めします。

3.対象車両

車名型式通称名リコール対象車の車台番号(シリアル番号)
の範囲及び製作期間

リコール
対象車の台数

備考
トヨタ 3FBK5 「トヨタ
フォークリフト」

3FBK5-10011 ~ 3FBK5-10880
平成8年9月3日 ~ 平成18年5月30日

869台
ZAF-A3FBK5

A3FBK5-10882 ~ A3FBK5-11267
平成18年6月19日 ~ 平成28年3月28日

386台
(計2型式) (計1車種) (製作期間の全体の範囲)
平成8年9月3日 ~ 平成28年3月28日

(計1,255台)

(ご注意)

(1) 対象車両の車台番号の範囲には、対象とならない車両が含まれている場合があります。
(2) 対象車両の製作期間はご購入の時期とは異なります。
(3) 法令に従い、国土交通省への届出は上記の通りですが、上記の車両以外にも同様の改善措置が必要な車両があります。対象の車両をお持ちのお客さまには、トヨタL&F販売店よりご連絡申しあげます。


お客さまご愛用の製品が対象車両かどうか、点検・修理の内容等のお問い合わせにつきましては、最寄りのトヨタL&F販売店または以下の連絡先までお問合せくださいますようお願い申しあげます。


<連絡先>
トヨタL&Fカンパニー お客様相談センター
全国共通フリーダイヤル 0120-35-0275

以上