【ピックアップ】電気自動車の熱マネジメントを支えるコンプレッサー

お知らせ 製品・技術

コンプレッサーを利用して「冷やす」「温める」しくみ

車室内を冷やすため、冷媒を循環させるサイクルの心臓部がコンプレッサーです。コンプレッサーで圧縮され高温になった冷媒を膨張させることで低温になり、車室内を冷やします。電気自動車(BEV)では、暖房にエンジンの排熱が使えないため、コンプレッサーによって圧縮され高温になった冷媒の熱を利用したヒートポンプ式暖房の採用が広がっています。

コンプレッサーの使われ方の変化

ハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)では、コンプレッサーは車内冷房に使用されます。一方、電気自動車(BEV)では、冷房に加え車内暖房やバッテリーをはじめとする様々な電子機器の熱マネジメントにも使用されます。特に電池の温度調整は、航続距離や充電時間、電池寿命を左右する技術であり、コンプレッサーが重要な役割を担います。こうした使われ方の変化に対応するため、当社はコンプレッサーの大容量化と、耐久性能の更なる向上(長寿命)に取り組んでいます。

電動コンプレッサーの製品ラインアップ

電動コンプレッサー | 株式会社 豊田自動織機 (toyota-shokki.co.jp)

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