日本初、トヨタL&Fがリチウムイオンバッテリー搭載1.35~1.8トン積リーチタイプ電動フォークリフト「GENEO-R(ジェネオR)」を発売

― 急速充電による連続稼働を実現 ―

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株式会社豊田自動織機(社長:大西 朗)・トヨタL&Fカンパニーは、1.35~1.8トン積リーチタイプ電動フォークリフト「GENEO-R(ジェネオR)」に日本初となるリチウムイオンバッテリー(以下、リチウム電池)を搭載したオプション車を、9月より、全国40社のトヨタL&F取扱店を通じ、販売開始いたします。

国内における電動フォークリフト市場は、お客さまの環境意識の高まりや大型物流倉庫の新設などを背景に拡大しており、1990年に28%だった電動車比率は2015年に55%と伸長し、今後も堅調な推移が見込まれます。一方で、現行の電動フォークリフトに搭載されている鉛バッテリーには「充電時間短縮」や「バッテリー管理の手間削減」などの課題があり、それらの改善が期待されております。今回、このようなお客さまのご要望にお応えすべく、リチウム電池搭載オプション車を設定いたしました。

従来、鉛バッテリーは充電に約8時間を要しておりましたが、リチウム電池搭載オプション車では高効率な別置き急速充電器の採用により、8分の1となる約1時間に短縮できます。これにより昼夜勤で使用するなど稼働率が高く、鉛バッテリーを2個保有し、交換しながら使用されているお客さまでもリチウム電池1個で連続稼働が可能になるとともに、重量物である鉛バッテリーの交換作業が廃止されることで作業者の負担が軽減されます。また、鉛バッテリーで必要な精製水の補水作業や清掃といったバッテリー管理が不要となります。さらに、リチウム電池と急速充電器の効率化により鉛バッテリーに比べ電気代を約20%低減、バッテリー管理とあわせてランニングコストを低減します。

なお、本商品には2016年3月29日より販売開始のフォークリフト向けテレマティクスサービス (稼働管理システム)「TOYOTA T_Site」を標準搭載しております。「TOYOTA T_Site」の活用により、お客さまの現場における車両やオペレーター毎の走行・荷役時間やバッテリーの使用状況などの情報を把握することが可能です。また車両への衝撃回数やレベルを検知し通知する機能を備えており、フォークリフト作業の安全管理をサポートします。

これからもトヨタL&Fは、豊富な商品ラインアップと業界最大の販売・サービスネットワークで、お客さまに最適な物流環境の構築をサポートしてまいります。

以上

※社団法人日本産業車両協会の発行するデータをもとに算出

リチウム電池搭載電動フォークリフトGENEO-R(ジェネオR)の主な特長、価格は以下のとおりです。

1.リチウム電池搭載電動フォークリフトGENEO-Rの特長

1)急速充電で充電時間を大幅短縮
・約1時間でフル充電と従来の約8分の1に短縮(別置き急速充電器200A仕様)
・休憩時間等に補充電することでバッテリー交換なしで連続稼働可能

2)ランニングコストの低減
・精製水の補水作業や清掃といったバッテリーメンテナンスが不要
・リチウム電池と急速充電器の効率化により電気代を約20%低減

3)環境にやさしいバッテリー
・環境負荷物質ゼロで環境にも配慮

2.メーカー希望小売価格

オープン価格

リチウム電池搭載1.5トン積電動フォークリフトGENEO-R

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