冷蔵・冷凍自動運転フォークリフトの共同実証実験を開始
~低温環境下におけるフォークリフト作業の自動化を検証~
株式会社ニチレイロジグループ本社
株式会社豊田自動織機
株式会社ニチレイロジグループ本社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:梅澤 一彦、以下、ニチレイロジグループ)と株式会社豊田自動織機(本社:愛知県刈谷市、代表取締役社長:大西 朗、以下、豊田自動織機)は、冷凍倉庫内等の厳しい作業環境下(-25℃)におけるフォークリフト作業の自動化を実現するため、本年10月、冷蔵・冷凍自動運転フォークリフトの実証実験を開始いたしました。
ニチレイロジグループは、2016年より冷蔵・冷凍倉庫における業務革新に取り組んでおります。その一環として、自動運転フォークリフトの導入による深刻な労働力不足の解消や、低温環境下での作業者の負担軽減、現場作業の標準化をねらいに、豊田自動織機との協業を進めております。
両社は2018年、株式会社キョクレイ大黒物流センター(ニチレイロジグループ子会社、神奈川県横浜市)にて、冷蔵環境下(+2℃)における自動運転フォークリフトの実証実験を開始し、その有効性を確認しました。この度は、冷凍環境下(-25℃)における実証実験を行い、機台の耐久性、同一機台での冷蔵・冷凍ゾーン間の移動、さらには有人フォークリフトとの共存に関して検証する計画です。
冷蔵・冷凍ゾーン間の移動では、急激な温度変化により発生する結露や
ニチレイロジグループと豊田自動織機は、今後も両社の知見や技術を活用し、冷蔵・冷凍環境下における業務革新を推進することで、物流業界での深刻な労働力不足など、社会課題解決に取り組んでまいります。
※豊田自動織機調べ
【実証実験の概要】
1. 期 間:2020年10月~2021年9月(予定)
2. 場 所:株式会社ロジスティクス・ネットワーク品川物流センター(ニチレイロジグループ100%子会社)
【実証実験映像】

以上