株主・投資家の皆様
フェアディスクローズを基本とする情報開示に加え、株主・投資家の皆様との積極的な対話を通じ、当社グループへの理解促進をはかり、株式市場で適切な企業評価を得られるように努めています。
基本的な考え方・推進体制
当社は、株主・投資家の皆様に、フェアディスクローズを基本とする情報開示を継続的に行い、経営の透明性を高めるとともに、当社グループに対する理解を深めていただくことにより、株式市場で適切な企業評価を得られるよう努めています。
IR(Investor Relations)活動は、IR担当役員が統括しており、また、専任部署を設けることで、株主・投資家の皆様と積極的かつ建設的な対話を行っています。
株主・投資家とのコミュニケーション

当社は、より多くの株主の皆様に定時株主総会へご参加いただくため、集中日を避けて早い時期に開催しています。また、議決権行使を円滑に行っていただけるようインターネットによる議決権行使の採用、機関投資家向け議決権電子行使プラットフォームへの参加などの対応を行っています。
2023年6月9日に開催した第145回定時株主総会には、195人にご参加いただきました。当社から事業の状況や議案についてご説明し、株主様からは事業やガバナンス、環境など幅広くご質問をいただきました。議決権の行使については、インターネットなどの積極的なご活用をお願いし、議案はすべて承認されました。
機関投資家およびアナリスト向けには、電話やウェブの活用を中心に、経営層による決算説明会やIR専任部署との個別取材を実施した他、証券会社主催のカンファレンスに積極的に参加し、国内外の多数の投資家と対話しました。その中では、フォークリフトおよび物流ソリューション各事業の市場の状況と当社の対応、自動車関連事業の生産・販売状況、中長期的な事業の方向性、ESGに関する当社の取り組みや考え方など、さまざまなテーマについて意見を交換しました。
個人投資家向けには、ウェブを活用した会社説明会を開催し、当社の事業および特徴や強みについてご紹介するとともに、多くのご質問にお答えしました。
こうした株主・投資家の皆様とのコミュニケーションを通じ、当社の事業全体への理解を深めていただきました。また、得られたご意見やご要望については、随時経営層や関係部門などにフィードバックし、今後の事業活動に反映するよう努めています。
主なIR活動の内容
国内機関投資家・証券アナリスト向け |
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海外機関投資家向け |
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個人株主・個人投資家向け |
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株主還元の考え方
当社は、株主の皆様の利益を経営の重要方針として位置づけており、株主還元は安定的な現金配当を重視しています。
配当金については、業績や資金需要などを総合的に勘案し、連結配当性向30%を目安に継続的な配当を目指しており、株主の皆様のご期待にお応えしています。
この考えのもと、2023年度の配当金については、前年度から50円増加の240円(中間100円、期末140円)とさせていただきました。
今後も取り巻く環境や当社の置かれた状況を踏まえ、株主還元の充実に努めていきます。