環境配慮型製品認定制度

地球環境を維持・改善しながら持続的発展をめざすことは、現在の社会における最重要課題のひとつとなっています。豊田自動織機グループは、グローバル環境宣言に基づき、環境取り組みプランにて具体的実施計画を策定しています。

主な取り組み項目として、(1)低炭素社会の構築、(2)循環型社会の構築、(3)環境リスク低減と自然共生社会の構築、(4)環境マネージメントの推進、を掲げていますが、上記(1)~(3)がきちんと製品開発に織り込まれているかを評価し、情報公開を行うことを目的として、2006年11月に、独自の認定基準に基づく「環境配慮型製品認定制度」をスタートさせました。この制度は、ISO(国際標準化機構)で規定されたタイプⅡ環境ラベル (ISO14021)に準拠しています。

豊田自動織機環境配慮型製品ラベルマーク

当社製品において、どれだけ環境効率が向上したかを数字で評価する「ファクター評価」と、開発の中で環境に関わる様々な項目に対応しているかを評価する「開発プロセス評価」を行い、基準を満足したものについて社内認定を行います。
マークのサークルは地球を表し、緑葉に包まれる姿を図案化しています。

環境配慮型製品とスーパー環境配慮型製品

当社では、常に低炭素社会、循環型社会、環境リスク低減と自然共生社会の構築、等の環境負荷低減に取組んだ製品づくりを行い、それらを環境に配慮した製品としています。
この環境に配慮した製品の中から、当社認定基準を満足した製品を、環境配慮型製品、スーパー環境配慮型製品に認定しています。

環境配慮型製品認定までの流れ

環境配慮型製品認定基準


大分類小分類小分類詳細認定基準






地球温暖化 CO2
・NOx、NMHC、PMは、エンジン単体および
 エンジン搭載機種に適用。
(ガソリン車、LPG車、CNG車については
 PMを除く)
・NOx、NMHC、PMは、
 規制値があればクリアのこと。

環境配慮型製品とは下記のうち、どちらかを満足すること
(1)左記何れかのファクターが1.3以上、または年率0.06以上向上のこと
(2)左記全てのファクターが1.0以上のこと

スーパー環境配慮型製品とは上記を満たした上、CO2ファクターが1.5以上のこと

資源循環 資源消費
環境リスク NOx
NMHC
PM
6価クロム
カドミウム
水銀







地球温暖化 エネルギー消費 (効率化) 燃費向上に配慮した(エンジン単体、エンジン式フォークリフト等)

左記の全ての項目が”〇”のこと(該当しない場合を除く)

冷却性能向上に配慮した(コンプレッサ)
消費エネルギー量低減に配慮した(繊維機械、電子部品、バッテリ式フォークリフト等)
資源循環 省資源 小型化に配慮した
軽量化に配慮した
部品点数削減に配慮した
再生材・再生可能材や再生部品の使用に配慮した
再資源化 分解・分別性向上に配慮した
樹脂・ゴム部品に材料表示をした
締結個所は必要最小限となるよう配慮した
リカバリー可能率向上に配慮した
長寿命化 耐久性向上に配慮した
保守・修理性向上に配慮した
梱包・包装 梱包・包装資材の減量化に配慮した
包装材の再生紙または再生樹脂使用に配慮した
環境リスク 環境負荷物質 当社の環境負荷物質管理規定または、それに相当する納入先基準を満足すること
環境情報 情報提供 回収、解体、廃棄、リサイクルの方法や注意点などを取扱説明書等へ記載した

語句の説明

ファクター:基準製品の環境効率(*1)に対する、開発製品の環境効率の比で表します。当社製品同士で比較します。

*1 環境効率=製品機能/環境への影響

NOx:窒素酸化物のこと。呼吸器に悪影響を与えるほか、酸性雨や光化学スモッグの原因とされています。
HC:炭化水素のこと。光化学スモッグの原因とされています。
PM:浮遊粒子状物質のこと。呼吸器に悪影響を及ぼすほか、発ガンの恐れもあるといわれています。
リカバリー可能率:製品(部品)1台あたりの質量に占める、リユース可能、リサイクル可能、エネルギー回収可能な質量のパーセンテージで表します。