ビオトープ概要

ビオトープとは、さまざまな生きものが生息する空間
その土地に昔からいた野生生物が自立して生息、生育できる空間のことを指します。

ビオトープと公園の違い

ビオトープは自然とふれあう空間です

ビオトープ一般的な公園
設計
  • 生き物の生息を第一に考えた設計
  • 利用者の利便性を第一に考えた設計
施設利用
  • 構造物等はあまり設置しない
  • 生きもの観察や環境学習等、自然とふれあうことが目的
  • 付帯施設(遊具、休憩施設 等)が充実
  • これらの施設を利用することが目的
植栽
  • 地域に見られる植栽(在来種・地域固有種)をする ことで、周辺に生息する多様 な生物を呼び込む
  • 見た目の美しさに重点を置き、外来種や園芸種を中心に 植栽されている
見た目管理
  • 自然の状態を維持する程度で 管理は最小限
  • 定期的(頻繁)に管理が行われ、見た目が美しい

生態系ネットワーク

生態系ネットワークとは、開発などにより分断された自然(生物の生息空間)を緑地や水辺などでつなぎ、 もともとその土地にいた生きものを呼び戻すことで、その土地本来の生態系を保全・再生することです。

生態系ネットワークのイメージ

点から線へ、線から面へと生物の生息空間が拡大!

1.現状

ビオトープを創出

  • 周囲の自然空間がある程度のまとまりを持って存在
  • まとまりの範囲内で特定の生物が生息
  • まとまり間のつながりがないため、他の生物種間との交流はない

2.点

  • 生物の生息空間が新たに生まれ、そこに新たな生物種が生息
  • 周囲の自然空間とのつながりはないため、他の生物種との交流はない

3.線

  • 周囲の自然空間とビオトープを生物が行き来するようになり、生物  種間の交流がはじまる

4.面

  • 生物の移動範囲が拡大し、生物種間の交流が活発になる

ネットワーク構築に向けて(愛知県)

県内全域で生態系ネットワーク形成事業を推進

2010年度から、下記3地域をモデル地区としてすすめ、現在愛知県内全域を生態系ネットワークで結ぶ取り組みを推進しています。

東部丘陵生態系ネットワーク
西三河生態系ネットワーク
知多半島生態系ネットワーク

※当社は2012年1月から「知多半島生態系ネットワーク協議会」に参画しております。

大府駅東ビオトープの位置づけ

知多半島生態系ネットワーク

広域レベル

大府駅東ビオトープは知多半島の中でも緑の「量」、「質」ともに乏しい北部に位置しており、知多半島ネットワーク形成に大きく寄与することが期待できます。

また、県全体のネットワーク構築からいえば、他の地域(東部丘陵、西三河)とを“つなぐ”重要地点に位置しています。

地域レベル

対象地北東には『二ツ池公園(約13ha)』、南西には『あいち健康の森(約52ha)』という生態系の大拠点の間に位置し、市街地の中で鳥が移動する「飛び石」の役割が期待できます。

また、大府市内には昔からため池が数多く点在しています。対象地に池をつくることで、トンボのネットワークの新たな拠点となることが期待できます。