電池

⾰新電池で電動⾞の拡⼤・普及に貢献

ハイブリッド車用のバイポーラ型ニッケル⽔素電池をトヨタ⾃動⾞(株)と共同開発し、2021年5⽉共和⼯場にてトヨタアクア向けに⽣産を開始しました。カーボンニュートラルに向けた電動⾞の拡⼤・普及に貢献するため、様々な電動⾞に対応できるよう電池のラインアップ拡充を図るとともに、2022年度には新設の⽯浜⼯場に⽣産ラインを⽴ち上げ、安定供給に取り組んでいます。

世界初採⽤のバイポーラ構造

集電体と呼ばれる⾦属部品の⽚⾯に正極、もう⼀⽅の⾯に負極を塗った「バイポーラ電極(Bipolar:双極)」を複数枚積層させてパックにした電池です。アクア向けに、電動⾞の駆動⽤⾞載電池として世界初採⽤されました。

コンパクト化と⾼出⼒化を実現

バイポーラ(双極)という名称のとおり、集電体を正極・負極で共有でき、部品点数を少なくすることで電池のコンパクト化を実現し、多くのセルを搭載することが可能です。また、通電⾯積が広くシンプルな構造により、電池内抵抗を低減し、⼤電流が⼀気に流れることで、従来型アクア搭載のニッケル⽔素電池に⽐べ、約2倍の⾼出⼒化を実現しています。