2016年度入社式を挙行

ニュースリリース 経営

株式会社豊田自動織機は、4月1日(金)午前10時30分から、当社 高浜工場 多目的ホール(愛知県高浜市)にて2016年度入社式を行いました。
入社式には新入社員303名と、社長の大西 朗をはじめ、役員、労働組合代表が出席しました。入社式での社長あいさつの要旨は以下のとおりです。

【社長あいさつの要旨】
入社おめでとうございます。皆さん一人ひとりが、それぞれの職場で、活躍し、成長することを願って、以下3点についてお話をします。

  1. 基本を身につける
    今日から皆さんは、豊田自動織機というチームの一員です。一人ひとりの行動が、チーム全体に影響を与えるということをよく認識してほしいと思います。今 後、具体的な教育を受けていくことになりますが、まずは、安全・健康・品質・コンプライアンス、そして、社会のマナー、ルールの遵守は、私たちがチームで 働く上での基本です。全員で共有できるよう徹底をお願いします。
  2. 創業の精神に学ぶ
    「障子を開けてみよ、外は広いぞ」―これは、社祖豊田佐吉翁が中国で紡織事業を興すことを決意し、半ば永住の覚悟で上海に渡った際に、懸念する周囲の人々 に語ったと伝えられる言葉です。今も一歩外に踏み出せば、大きな世界が皆さんを待っています。佐吉翁が抱いたのと同じ志で、夢に向かって、あきらめずにど んどんチャレンジし続けてください。
    また、豊田佐吉翁の遺訓として受け継がれてきた豊田綱領には、上下一致・報恩感謝・温情友愛など、今でも私たちの心のよりどころになっている精神が記され ています。皆さんも、これらを学び、行動に結びつけてほしいと思います。そして、次は皆さんが後輩たちに引き継いでほしいと思います。
  3. 仕事を好きになる
    社会人として働く上で、仕事が好きになって楽しめるようになれば、これほどすばらしいことはないと思います。当社は、モノづくりの会社で、幅広い事業領域 や職種があり、皆さんが活躍するフィールドは必ずあります。一人ひとりがそれぞれの持ち場で自分の役割をしっかり果たし、お客様や温かい社会づくりに貢献 してくれることを期待しています。お客様視点を常に忘れずに、自分の仕事が誰かのためになっていることを感じ、その意義を自分なりに見出すことが、仕事を 好きになる上でとても大切なことです。


最後に、皆さんが今日ここいられるのは、ご家族をはじめ、多くの方々が支えてくださったおかげです。その方々への感謝の気持ちを忘れることなく、社会人としての第一歩を踏み出してください。

以上