2015年 社長年頭あいさつ(要旨)

ニュースリリース 経営

社長の大西 朗から社員に向けた年頭あいさつの要旨は以下のとおりです。


新年あけましておめでとうございます。こうして皆さんと新しい年を迎えることができたのは、日頃より私たちの商品をご愛顧いただいているお客さまをはじめ、地域社会、仕入先、関係会社、そして共に働く当社グループの皆さんのおかげです。あらためて、深く感謝申しあげます。

世の中の変化のスピードがますます速くなり、不確実性が増すなか、当社では昨年、ダントツの環境性能を備えた新型フォークリフトの投入、FCV 「MIRAI」搭載の酸素供給エアーコンプレッサーと水素循環ポンプの生産開始、ディーゼルエンジン事業(開発・生産)集約のトヨタ自動車殿との合意など、新たな事業の広がりの芽も含め、それぞれの事業部門での変革が始動してきました。また、地道な改善活動など足元固めも継続して行ない、2014年度の上期決算は過去最高、半期では3期連続の増収増益を達成することができました。

2015年は、世の中の変化にしなやかに、臨機応変に対応するための「より一層の基盤強化」と、変革の芽を育て成長させるための「一人ひとりの変革」を重点に取り組み、2020年ビジョンでかかげた「世界の人々の豊かな生活、温かい社会づくり」の実現に努めたいと思います。

1. より一層の基盤強化

会社を支える基盤の中で特に大切なのが、安全・健康・品質・コンプライアンスです。安全・健康が確保できなければ、いかなる取り組みも始められませんし、品質・コンプライアンスの徹底は、グローバルで事業を展開する私たちの使命です。

2. 一人ひとりの変革

1)自分で考えること

会社が変革を遂げていくためには、一人ひとりが自分で考え、行動し、自分で責任を取ることが大切です。人の意見や考えに耳を傾けつつ、自分自身で答えをだし、納得して行動するよう心がけたいと思います。また、この姿勢を現場にも広く浸透させたいと考えています。

2)多様性を受け入れ、尊重すること

グローバル企業の一員として、私たちにとって多様性は、どう対応するかではなく、どのように活かしていくかを考えることだと思います。多様性を受け入れ尊重し、強みとして成長をはかりたいと思います。

以上