未来に向けての技術 水素社会の実現に
貢献する技術

2014年に世界で初めて一般発売されたトヨタ自動車の燃料電池自動車(FCV)「MIRAI」。この自動車には、エアコンプレッサーや水素循環ポンプなど、豊田自動織機が開発した様々な技術が活かされています。

究極のクリーンエネルギーである水素を燃料として利用する燃料電池自動車(FCV)。CO2排出量がゼロであること、地球上に無尽蔵に存在すること、貯蔵ができることから「究極の燃料」として水素が注目されています。この水素と空気中の酸素を化学反応させて電気をつくるのが燃料電池です。豊田自動織機では、燃料電池で発電した電気エネルギーでモーターを回転させることで走行するトヨタ自動車の燃料電池自動車(FCV)「MIRAI」を支える技術を通して、水素社会の実現に貢献しています。

加速性能と航続距離の向上に貢献するエアコンプレッサー

豊田自動織機が開発した「エアコンプレッサー」は、大気中から吸い込んだ空気(酸素)を圧縮して燃料電池(FC)スタックへ供給します。当社がカーエアコン用コンプレッサーの開発で培った技術を活かした世界発の6葉ヘリカルルーツ式ローターを採用することで、アイドリング時から加速時まで、高効率での空気圧縮を可能にしています。
また、空気流路に様々な消音構造を採用することにより、車両の加速時における不快な音を減らし、濁りが少なく、加速感を演出する音づくりにも貢献しています。

世界初の圧縮構造を採用

6葉ヘリカルルーツ式ローターを採用した圧縮機を世界で初めて実現しました。アイドリング時の低流量から加速時の高流量まで高効率で空気を圧縮し、車両の加速性能と航続距離の向上に貢献しています。

New
Rotor

システムの小型化・軽量化に貢献する水素循環ポンプ

豊田自動織機が開発した「水素循環ポンプ」は発電時に燃料電池(FC)スタック内で反応しきれなかった水素を再循環させ、燃費を向上させます。
発電装置である燃料電池(FC)スタックは、湿っている方が、発電効率が高まるため、従来は加湿器を燃料電池システム内に備えていましたが、これが小型化の障害となっていました。発電によって発生した水も同時に循環させることで、世界初となる燃料電池(FC)スタックの加湿器レスに貢献しています。

Slim
Pump

加湿器レス

ポンプを最適化し、発電時に発生する水と未反応の水素を効率よく循環させることで、世界初となる燃料電池(FC)スタックの加湿器レスを実現しました。

小型化・低振動

燃料電池(FC)スタックと一体化することで、モーターの放熱性を向上し、小型化を実現しました。また、静粛性を高めることで、世界初となる床下搭載可能な燃料電池システムの実現に寄与しました。

【小型化】
【低振動】

水素社会の実現に向けて、さらなる貢献を

豊田自動織機は、燃料電池自動車(FCV)を支える技術だけでなく、未来の物流を支える燃料電池(FC)フォークリフトの開発にも取り組み、水素社会の実現に向けて貢献していきます。

For the
Future