からくり改善くふう展で「最優秀からくり改善賞」を受賞

お知らせ その他

左から、「坂道のぼる君」の説明を担当した中村康裕さん、鬼丸京子さん、稲垣祐二さん

11月10~11日、日本プラントメンテナンス協会主催の「第27回からくり改善くふう展2022」がポートメッセなごやで開催され、当社から出展した7作品の内、自動車の開発・製造を行う自動車事業部が考案した「坂道のぼる君」が、最優秀からくり改善賞を受賞しました。この賞は、最も優れた作品に与えられるもので、当社としては初めての受賞となります。
2段式シューターの下段から重さ約3㎏の空箱を取り出す際に生じていた腰曲げ作業の改善を目的に、空箱を横にスライドするだけで次の空箱が手元にのぼってくる機構を導入(動画参照)し、作業者の重筋作業の軽減とムダな作業時間の低減を実現した点が高く評価されました。

からくり改善くふう展は、製造現場における課題を、からくり機構を使った手づくりの設備で解決した事例を紹介する展示会で、当社は第一回開催の1994年から参加しています。今年は、61社の企業が206作品を出展しました。

当社の製造現場では、SEQCD(安全・環境・品質・コスト・納期)の観点を軸に、「安全で省エネ・省スペース」な作業改善を推進しており、各事業部内に「からくり」チームを設置しています。さらに、事業部間での情報共有の機会を通じて、全社でのレベルアップにも取り組んでいます。
※トヨタL&Fカンパニー、自動車・エンジン・エレクトロニクス・コンプレッサー・繊維機械事業部

豊田自動織機は、当社で働くすべての人が活躍できる「だれにでもやさしい職場づくり」を目指し、今後も全社一丸となって製造現場の改善に取り組んでいきます。

以上