株主・投資家の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申しあげます。
2008年以降の世界的な景気後退のなか、当社は早い時期から構えのスリム化のための取り組みを開始し、その後、景気が回復に向かう局面では、市場の変化を的確に捉え、ビジネスチャンスを確実に業績につなげる活動を進めてまいりました。このような取り組みにより、企業体質を一層強化することができたと考えております。
本年度第1四半期には、東日本大震災の影響により、一時的に稼働停止を余儀なくされました。しかしながら、私どもでは、主力の産業車両事業におきまして、独自のサプライチェーンを活かした機動的な対応により、早期に挽回生産を行う段階まで回復させ、また、第2四半期には、全社的に生産を正常化させることができました。この結果、当第2四半期連結累計期間(平成23年4月1日から9月30日までの6ヵ月間)の業績につきましては、当初計画を大幅に上回る業績を達成することができました。
このような状況のなか、中間配当金につきましては、前期の中間配当金と同様の、1株につき25円とさせていただきました。
前回の中期経営計画が最終年度を迎えたため、今後さらに成長するためのビジョンを今年度初めに発表する予定でしたが、震災の影響で延期いたしておりました。その後の復旧活動により挽回生産を本格化するまでに至りましたので、このたび「豊田自動織機グループ2020年ビジョン」として発表いたしました。
現在、企業間の競争は、先進国市場から新興国を含む全地球規模へ広がりつつあります。まさに世界経済は群雄割拠の様相を呈し、世界経済戦国時代に入ったと考えております。そうしたなか当社は、グローバル競争を勝ち抜き、2020年ビジョンを達成するために、今後、豊田自動織機グループ一丸となって取り組む所存です。
株主・投資家の皆様におかれましては、今後も引き続き変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
取締役会長 伊村 晟 取締役社長 豊田鐵郎
2011年11月
取締役会長 伊村 晟
取締役社長 豊田 鐵郎